ドローイング中に顔を動かさない

2018/12/26

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ドローイングの最中に顔を動かすと、軸や矢筋など様々な部位がずれてしまいます。リカーブだと、引き尺や上下の射ち出し角が変わったりします。今回はドローイングで注意しておくべき点をいくつか紹介していきます。 

目線を動かさないドローイング中に的以外のところを見てしまうことがあります。弓が目の前で上下するので、それを目で追ってしまうのです。そうしてしまうと、顔の角度が変わるので上下にばらつくことになります。私はリカーブからコンパウンドに転向した時に、この症状が出ました。コンパウンドだとサイトが的に重なる時に、スコープの縁で的が隠れるので、それが原因でした。これはドローイング中に的だけを見ることを意識するだけで治ります。気を付けていれば誰でも直せる部分です。 

アンカリングに気を付けるドローイング中には動かさなくても、アンカリングする時に顔が動く人が多いです。圧倒的に多いのは、顔で弦を迎えに行ってる場合です。これだと、引き尺が短くなってタイミングが悪くなりますし、フォームが小さくなってしまいます。それに、目線が動くのとは違って自分では気づきにくいのです。自分では全然動いてないつもりでも、実際は結構動いているというのはよくあるパターンですね。ですので改善するには、まず気付くことが必要です。簡単なのは他人に見てもらう事ですが、なかなかそういう環境にない方もいるでしょう。そういう方は、自分の射型を動画で撮るといいでしょう。 私も最近リカーブを再開して、顔を動かさないことの重要性を再確認しました。コンパウンドではピープがあるので、多少動いてもすぐに的に現れるわけではありません。ですがリカーブだと、すこし顔が動いただけでミスが顕著に現れます。4年前はそんなことは無かったので、コンパウンドをやっている内に意識が薄れていたのでしょう。皆さんもこの機会に再確認してみるといいかもしれません。

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