昨日、一昨日と弓具検査で気を付けるべきポイントを紹介しました。ですが、そもそも弓具検査とは何かを解説していなかったので、今回はそれを解説していきます。弓具検査とは、試合が始まる前に、選手が使用する道具がルールに違反していないかをチェックするものです。アーチェリーは道具が重要なスポーツなので、ドーピングと同じように厳しくチェックされます。県の記録会など、小さな試合では行われることは少ないですが、地方大会や全国大会ではほぼ必ず行われるでしょう。
弓具検査の流れまず、弓具検査が行われる場所と時間が放送で流れます。その場所に行くと審判がいて、順番待ちをしている人がいるので、その後ろに並びます。この時、リカーブとコンパウンドや、立ち順などで並ぶ場所が違う場合があるので、注意してください。間違ったところに並んでしまうと、せっかく自分の番になったのに並びなおさなければなりません。自分の番が来たら、的番と名前を言って、検査をしてもらいます。検査してもらう順番は、弓→矢→タブ(リリーサー)→予備の弦など、の順番で行われることが多いです。審判が、「弓をお願いします」という感じで言ってくるので、それに従ってください。コンパウンドではポンドの計測もあります。そして最後に、会員証とバッジの提示をしなければなりません。特に全日では一定ランク以上のバッジを保有していることが出場の条件になっているので、必ず持っておくようにしましょう。(申請中の場合を除く)
時間を有効に活用するポイント全国大会では100人以上の人が検査を受けに行くので、長蛇の列ができる事が多いです。大会によっては弓具検査と、公式練習が同時進行になっているので、並んでいる時間が長いと練習時間が少なくなってしまいます。ですので、練習時間を多く取りたいという方は、開始時間より前から並んでおくと良いでしょう。また、先に練習をして、空いてから検査を受けるという手もあります。(公式練習に参加するために先に検査を受ける必要がある場合もある)後は、弓具検査で引っかからないようにするのも大切です。一度引っかかって、それの修復をしたら、また最後尾から並ばないといけません。そのために昨日や一昨日に紹介したポイントは押さえておきましょう。会員証やバッジも忘れないように!フィールドではスコープも。 基本的には、弓具検査を通した道具しか使用することができません。ですので予備の弓具を持っている方は、それも検査してもらう必要がありますので、持っていくようにしてください。試合の進行が遅くならないように、事前の準備をしっかりしておきましょう。
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