試合中に突然グルーピングがずれて、サイトを動かさなければならない時があります。今回は、そういうサイトを動かす時のポイントを2つを紹介していきます。
1目盛りで、何点分変わるか知っておくサイトを動かす時に1番大切なのが、サイトをどれだけ動かせばグルーピングを中心に入れられるかですね。そのためには、自分のサイトが1目盛りでどれだけ的中に影響するかを知っておく必要があります。これは普段の練習で身につけておくポイントですね。簡単な測り方は、調子がいい時にわざと1目盛り動かします。すると当然動かした方と反対方向に外れます。その時のズレた幅を覚えておくのです。1回では信頼できないので、日を改めて何回か行うと良いでしょう。
少し大きく動かすこれは試合中のポイントです。例えば下の9点にグルーピングしてしまったとします。あくまでもグルーピングしたらであって、9点に1〜2本外しただけなどは除きます。その時に1点分サイトを下げるのではなく、1,5点分や1.2点分くらい大きく下げるということです。一見1つ目のポイントが分かっていれば大きく動かす必要は無いように思われます。ただ、それは次の射を下9点を射ったのと同じように再現できたらという条件があってのことです。個人差はありますが、サイトを1点分変えただけだとまだ少し下にグルーピングする可能性が高いのです。サイトを動かす前は無意識の内に、下9点にグルーピングするフォームの中でも少しだけ下に行かないように抵抗していることがあるからです。それをサイトを動かしたことにより安心して射つと、その抵抗がなくなるので結局下に外すという事です。大きく動かしてしまうと、当然上にミスをする可能性が出てきますが、サイトを動かしたのに下のミスが続くより断然マシです。上にミスが出ると、「サイトを動かし過ぎただけか」となり、サイトを上げるだけで解決します。ですが動かしたのに下のミスが続くと、フォームに自身がなくなり、負の循環に陥ってしまいます。ですので個人差はありますが、たとえ上にミスをしても良いので大きく動かす方が、早くサイトを合わせることができる場合が多いのです。
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