スコアシートを交換する

2019/04/17

アーチェリールール

t f B! P L

スコアシートを交換してから採点します。自分のスコアを相手に書いてもらい、相手のスコアを自分が書くのです。ターゲットであれば、ABCD立ちの4人1的で行います。スコアシートは、A→B→C→D→Aのように、1つ隣の人に渡すのが基本です。A立ちの人は、自分のスコアシートをB立ちの人に渡して、D立ちの人のスコアシートを受け取ります。 スコアシートを交換するのは、基本中の基本ですし、試合の開会式で注意されることが多いのであまり間違える人はいません。ただ、万が一交換し忘れたりすると、取り返しのつかない事になります。何故かと言うとスコアシートを交換せずに記入してしまうと、自分のスコアを相手のシートに、相手のスコアを自分のシートに書いてしまうからです。要は点数を交換してしまうという状況に陥ります。 ルール上、スコアシートに記載されている点数が全てであり、後から何を言っても覆りません。特に素点は、矢を抜いた後では何があっても修正することができません。同的の選手が、「交換し忘れました」という証言をしても、それを証明できません。ですので矢を抜いた時点で、点数を交換した状態で確定してしまうのです。自分より相手の点数が高かった場合は、得になってしまいますが、逆だと悲惨ですよね。 初心者の内は、結構やってしまうミスなので、試合の時は注意しましょう。そして、上級者だからといって気を抜くのもいけません。スコアシートの交換忘れが原因で、世界大会出場を逃した選手もいます。当然、審判に抗議していましたが、判定は覆りませんでした。みなさんは、そういう実力とは関係ない所で痛い目を見ないように、気をつけていきましょう。]]>

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