試合矢と練習矢を分ける

2019/04/18

リカーブ

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試合用の矢と、練習用の矢を使い分けていますか?シャフトは長く使うと、摩耗や劣化が生じます。特に価格の安いオールカーボンの矢は、摩耗しやすく、何回も使用していると若干スパインが変わったりします。それに、使用期間が長いと、端からひび割れしてくることもあります。それらを混ぜて使うのは当然、良くありませんよね。 練習では多少当たらない矢でも問題ありませんが、試合では1点でも稼ぐためにも、道具で妥協してはいけません。新しい矢を買ったらそれを試合用にして、それまで試合用に使っていた矢を練習用に回す。というのが1番分かりやすいので、使う矢の種類が決まっている方は、この方法でローテーションするといいでしょう。 ここで2つ、試合矢を使うときの注意点があります。1つ目は、試合矢だからといって、「試合だけで使うのではなく、試合の数日前から使う」という事です。もしかしたら試合矢の保管時に、羽が剥がれやすくなっていたりするかもしれません。試合でいきなり使うと、それに気づく事ができません。数日前の練習から慣らしておけば、そういうリスクを最小限に押させることができるのです。 2つ目は、「試合矢でチューニングをする」という事です。練習矢でチューニングしてはいけません。もし試合矢と練習矢のスパインが変わっていたら、せっかくのチューニングが無駄になりますからね。必ずチューニングは試合矢で行うようにしましょう。 注意点を守って正しい使い方をすれば、試合矢と練習矢を分けるのは効果的です。精度が整っていて、チューニングもバッチリの状態で試合に望めますからね。しかし、間違った使い方をしてしまうとリスクを増やすだけになってしまいます。たとえ精度が保たれている矢だとしても、羽が剥がれるリスクがあったり、チューニングがずれていたりしてはいけません。それならずっと練習矢で試合に出たほうがマシですからね。]]>

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