2回試合をして、同じスコアを出した時、10点数が多い方が良いのか少ない方が良いのかという質問を受けました。
要は「10点にバンバン入るけどミスが大きい状態」と「ミスが少ない(小さい)けど当たりもぼんやりしている状態」のどっちが良いのかという話です。
これは人それぞれ、目指している物や射型の状態によって、どちらが良いのかが変わります。
ただ私の考えでは、ほとんどの人が後者の、10点数が少ない状態を目指すべきだと思っています。
なぜなら10点数が多い状態は、一か八かの運まかせのフォーム、ただの的当てゲームのようなフォームに近いからです。
フォームを理解出来ていない人や独学の人は、この状態になりやすいです。
大きな大会のここぞというタイミングで、大きなミスをしてしまう原因にもなります。
それでは中々上達しません。
そして10点数が少ない状態を作り出すには、自分のフォームを理解し、毎回同じように射つ必要があります。
あとはグルーピングを小さくするために、フォームの精度を上げて、チューニングを細かく見ていけばいいだけです。
それができればどんなシチュエーションでも、自分のフォームを再現することができ、高いパフォーマンスを発揮することが出来ます。
こう書くとどちらが目指すべきフォームかが分かりますね。
ただ「ビビった射型」「守りの射型」をしてしまう人は、克服できるまで10点数の多い状態を目指すべきだと思います。
守りに入っているだけなのに、グルーピングがまとまっていると勘違いしてしまうと、上達の妨げになりますので。
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