ロストアローを報告する

2019/01/30

アーチェリールール アーチェリー解説

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見つからない場合のことを言います。初心者の内はよくあることですし、上級者でもたまにやってしまうことはあります。防ごうと思っても防げないこともあるので、発生するのはしょうがないですが、その後の処理をしていないと周りに迷惑をかけることになります。 試合中に矢が的の後方に飛んでいった場合は、まず軽く探してください。試合の進行を妨げてはいけませんので、見つからなかったら審判に報告して下さい。自分を守るためにも、周りに迷惑をかけないようにするためにも、この報告が大切です。 グラウンドや競技場を借りて試合をしている場合、試合が終わったら借りる前と同じ状態にして返さなければなりません。もし後日、矢が落ちているのが発見されたら、今後その場所を借りられなくなる可能性があります。ですので試合中にロストアローが発生したら、試合後に矢が見つかるまで探します。ロストアローが発生したという事実を運営側に知らせるためにも、報告は大切なのです。それに試合中にロストアローが見つかった場合、報告していないとそのエンドに7本射ったとみなされる可能性があります。そうなると下から6本の点数になってしまうので、もったいないですよね。試合中に見つかれば自分が損するだけで済みますが、報告せずに後日見つかったら大勢に迷惑がかかるので絶対に報告するようにしましょう。  また、練習場でも同じことが言えます。練習中にロストアローが発生したら、まずは全力で探して下さい。地面や草むら、畳の隙間など考えられるところを全て確認し、射場の外に出た可能性があれば射場の周辺も探します。それでもどうしても見つからない場合は、射場の運営元に報告して下さい。もし報告せずに後日見つかったら、その練習場を利用できなくなる可能性があります。自分だけが利用できなくなるのであれば自業自得ですが、コンパウンドの選手が報告をしなかったために、コンパウンドの人のみ練習ができなくなった射場なんかもあります。公営の射場はそのあたりが厳しいので、1つの射場で問題が発生すれば、その運営元が管理する全ての射場で利用禁止になってしまう場合もあります。射場はいくつもある訳ではないので、1つ利用できなくなってしまうと、練習場所がなくなってしまう人たちもいますよね。 私も高校生の時は、何度も的の後ろに飛ばしたことはあります。それ自体は誰でもあり得るので、恥ずかしいことではありません。周りの迷惑にならないように、面倒がらずに、必ず報告するようにしましょう。]]>

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