練習の質を上げるには?

2019/04/09

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「練習量✕練習の質+素質=実力」という式が私の考えだと紹介しました。今日はそれを踏まえて、他の選手に勝つためにはどうすれば良いのか、ということを書いていきたいと思います。まず例の式で言うと、素質は鍛えようがありませんし、仮にポイントアップしたとしても変化が小さいので、考える必要がありません。重要なのは掛け算の部分です。 初心者から中級者くらいまでは、練習量を増やすのが効果的です。練習量とは、射った本数や筋トレ、イメトレをした時間などが含まれます。単純に長い時間練習すれば、この要素は簡単に増やすことが出来ますし、上達するためには必須です。ただ、練習量には上限があります。朝から晩まで練習したとしても、1日に1,000本が限界ですし、何日も続けられるものではありません。それにトップを目指す人は、それぞれ限界に近いレベルで練習量を確保しているでしょう。 すると、ライバルと差をつけるため、トップクラスに上がるためには、練習の質を向上させる必要があるのです。そのコツは、計画を立てて練習することです。社会人や自主練が主体の学生の方は、何も予定を立てずに射場に来ていませんか?とりあえず射場に来て、延々と距離を射っただけで満足していませんか?いくら集中して自分の射型と向き合って練習していたとしても、何の計画もなしにこなしているだけでは効果が薄れてしまいます。計画が無いとどこかで気が緩んでしまい、休憩を取りすぎたり、集中が途切れたりします。 また、計画には2種類あります。射場への到着時間準備に何分準備運動近射距離点取り休憩時間道具いじりの時間チューニングの時間何時に帰るなどの時間に対する計画が1つ目。フォロースルーを長く取る顔を動かさない矢筋を意識するウェイトバランスを変えてみる新しいパーツに変えてみるペーパーチューニングをするなどの練習内容に関する計画が2つ目です。 それぞれを組み合わせて、1日の練習計画を立てる事で、無駄なく効率よく練習することができるのです。当然練習の進捗や、コンデションによっては、計画を修正する必要があります。その時もなんとなく近射をするみたいな感じではなく、メリハリを付けて行うようにしましょう。そういう工夫が質の向上につながり、ライバルとの差をつけることができるのです。]]>

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