サイトチャートとは?(フィールド)

2019/05/07

リカーブ

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みなさんはフィールドで、どのようにしてサイトを合わせていますか?

フィールド初心者の方は、5m毎のサイトを手帳にメモしておくというのが一般的でしょうか。
それでも問題はありませんが、より正確に、より細かくサイトを合わせていくには、サイトチャートを使う必要があります。

昨日のブログで、次回はサイトカットのコツを書くと予告しましたが、その前にチャートの話をしておいた方が良いと思ったので、先に書きます。

 

まずサイトチャートとは、サイトのエレベーションバーに貼り付ける、各距離ごとのサイトの一覧の事です。
画像で見たほうが早いですね。
これが私が以前使っていたチャートです。(2種類の矢のチャートを1枚にしてあるので見にくいですし、字も汚いです笑)

左側に書いてある数字がそれぞれの距離になります。
要は、50と書いてある線にサイトを合わせれば50メートルが射てるという事ですね。
作り方は簡単で、10〜60mを5m毎に射ち、その都度サイトを合わせ、チャートに線を引いていくだけです。

これは5m毎のチャートなので、細かいサイト合わせがしにくいです。
53mを射ちたい時なんかは、50の線と55の線を5等分してから、それの何本目というのを頭の中で考えないといけませんからね。

 

 

という問題があるので、今はアクセルのサイトに付属しているチャートを使用しています。
私はアクセルのXPサイトなので、画像のようなプレートタイプのチャートが付属しています。
他のアクセルのサイトには、エレベーションバーに貼り付けるシールタイプのチャートが付属しています。

一目瞭然ですが、1m単位の目盛りがついていますね。
目盛りと目盛りの間まで使えるので、最低でも50cm単位、慣れれば10cm単位でサイトを調整することもできるでしょう。
ちなみに画像では53.5mのサイトになっています。

 

ポンドや矢速、矢の重量などによってチャートの幅が人それぞれなので、幅の違うチャートが何本も付属しています。
ちなみに私は34番のチャートがピッタリでした。

 

使い方は、まず20mと50mのような2種類のサイトを取ります
サイトをとる2点の距離はどこでも良いのですが、できるだけ間をあける方が精度が上がります。
かと言って、コンパウンドでは10m〜15mくらいまではサイトがほとんど変わらないので、短い距離にすると精度が落ちます。
遠い所だと60mが理想ですが、ターゲットで射ち慣れている50mでも問題ないでしょう。

そして、その幅と全く同じ幅のチャートを選んで貼り付けるだけです。

気をつけないといけないのは、最初の20mと50mのサイト取りを完璧にする必要があるということです。
ここが少しでもズレていると、他の距離のサイトまで全て狂います。

 

このチャートは、理論と計算で導き出された、完璧に正確な目盛りが振ってあります
メーカー製のチャートだと合わない距離が出てくるという話を聞きますが、それはアーチャーや射型に問題があるのではないかと思います。
少しずつズレてくるのであれば、チャートの選択を間違えている可能性が高いです。
1つの距離だけズレているのは、その距離の時だけ射型が崩れていたりしている可能性が高いです。

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