今回はフィールドで役立つ、サイトカットのポイントやコツを紹介していきたいと思います。
まずカット量を考える時は、何目盛りカットしたかではなく、何mカットしたかで考えるようにしましょう。
50mの射ち下ろしを射つ時、47mのサイトで合う場合、3mカットしたとなります。
ここで昨日のブログに書いたサイトチャートが役立ちます。
5mごとのサイトをメモしているだけでは、2mや3mなど中途半端なカットをする時に、その都度サイトを計算しないといけません。
しかし、このように1m単位のチャートがあれば、数十センチ単位の細かいカットができるのです。
もし55mをこのサイトで射っていたとしたら、1.5mカットしている状態ですね。
カットの考え方が分かった所で、1番気になるのは「どれだけカットすれば良いのか」ですね。
しかし、「どの角度の的でどれだけカットするのか」というのは自分で考えるしかありません笑
というのもカットの量は、ポンド、矢速、矢の重量などによって変わるので、人によって違うからです。
そもそも、計算でカット量が出てくるとしても、角度を測る術が無いので計算のしようがありませんが。
では、どうやってカットする量を考えれば良いのでしょうか。
これに関しては、経験が物を言います。
実際にコースに行って、どのくらいの角度がついたら何mカットするというのを感覚で掴んでください。
その時のポイントとしては、水平からの角度を考えるという事が挙げられます。
ポストに立って、何も考えずに「大体何度くらいかな」という程度では足場や景色の変化で狂いが生じます。
そうではなく、必ず「地球に対する水平から何度くらいあるか」という意識で角度を考えてください。
杉の木は斜面でも、地球に対して垂直に生えている事が多いので、そういうのを参考にするのも良いでしょう。
あとはセンタースタビライザーを靴の上に置いて付けて支点にし、弓が倒れないようにバランスを取ると垂直が取れたりするのも考えられるでしょうか。
ただ何を参考にしても、最後は感覚で測るしかありません。
正確にカット出来るようになる為には、コースや試合に通いましょう笑
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