弓が壊れたらどうするの?

2019/06/26

アーチェリールール アーチェリー解説

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今日は、試合の時に途中で弓が壊れてしまった場合の対処法について解説していきます。

競技中に起こった破損については、「弓具破損」という救済措置を受けることができます。
たとえエンドの途中で、6本中2本しか射ってない状態でも適用されます。

弓具破損が適用された場合、「最大15分間の修理時間」と言うものがもらえます。
まずは簡単な流れから解説します。

 

行射中に弓が壊れたら審判に報告します。
そこで弓具破損かどうかを告げられるので、弓具破損だと言われたら一旦ウェイティングラインまで下がります。

そしてその場で、修理を開始します。
その間、試合は通常通り進行しますので、矢取りや採点は同的の選手に任せましょう。

修理が完了次第、競技に戻ります。
すると弓を修理している間に、何エンドか射ってないことになりますよね?
その射ってない矢を補充する時間が、「15分間の修理時間」になるのです。
修理時間という名前なのでややこしいですが、実際には不足分を補充するための時間という訳です。

15分以内に不足分の矢を射ちきるようにすれば、何も問題ありません。
ただ、修理に手間取って15分では射ちきれないくらい、射ち損ねてしまうと、のこりは0点になってしまうので気を付けてください。

 

最後に、どういう破損が弓具破損と認められるのか、解説します。
認められる破損
・ハンドル、リムの折れ
・弦外れ
・レストが折れる

認められない破損
・タブ、リリーサーを予備に持ち替える
・ウェイトが取れる

よくあるパターンはこんな感じですね。
判断するポイントは、「安全に行射できる状態かどうか」です。

 

どちらにしても、判断するのは審判ですので、弓が壊れたらまず、審判に報告するようにしましょう。
その後の流れも審判に任せておけば問題ありません。

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