明後日は試合なのですが、雨の予報ですね。
クラブから1名、その試合がデビュー戦の方がいます。
という事で、今日は雨の日に気をつけなければならないポイントを解説していこうと思います。
1.サイトを下げる
雨が降ると、弓や矢に水滴が付いて重たくなります。
ですので、晴れの日に比べてサイトが下がります。
その下がる量は、雨の強さはもちろん、弓の種類やポンドなどによっても変わります。
2.スコアシートを濡らさない
スコアシートが濡れて、破れたりしたら大変です。
自分が持っているのは相手のスコアシートなので、相手に迷惑がかかってしまいます。
ですので採点時は傘を差して、行射時はビニールの袋に入れたりして、濡れないようにしましょう。
3.レンズの水滴(コンパウンド)
コンパウンドはサイトやピープにレンズが付いています。
雨が降ると、それに水滴が付くことで狙いづらくなることがあるのです。
特にレンズ付きピープを使っていて、そこに水滴が付くと全く見えなくなります。
そういう場合は、ブロアーを使って水滴を吹き飛ばすようにしましょう。
絶対に息を吹きかける事はしないようにしてください。
レンズが曇って何も見えなくなってしまいます。
4.弦を弾く(リカーブ)
リムや弦付いている水滴を飛ばすために、弦を弾くというテクニックがあります。
弦を弾くとは、矢をセットせずに弦を10センチほど引いて離す事を言います。
矢取りをしている間、弓には雨粒がどんどん付着します。
そのまま射つと、1射目だけ水滴のたくさん付いた弓で射って、2射目以降は水滴が吹き飛んだ状態の弓で射つ事になります。
そこでこのテクニックを使うことで、1射目と2射目以降を同じ状態で射つ事ができるのです。
ですので弾くタイミングは各エンドが始まる前だけで大丈夫です。
長くなったので、今日はここまでにしておきます。
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