学校の部活でアーチェリーを始めた場合、数カ月の間ずっと素引きの練習をする事が多いでしょう。
私も初めて近射をしたのは、8月の末でした。
4月に入部したので、4ヶ月間は素引きと筋トレだけですね。
今振り返ると4ヶ月だけかと思いますが、当時はこの4ヶ月が地獄のような長さに感じていました笑
しかしこの下積みが、その後の活躍の源になっているのは間違いないです。
先日の県民体育大会でも、私の父が初心者の部で優勝しました。
コンパウンドで30mWを射って、644点でした。
デビュー戦でこれだけのスコアを出すのは難しいでしょう。
実はこの時、実射練習は4回くらいしかしていません。
それなのに高得点が出せたのは、1年以上素引き練習を毎日行っていたからです。(1年はさすがに長過ぎると思いますが笑)
このように、素引き練習はフォームの基礎を作っていったり、体力をつけていく上で、非常に有効です。
初心者はもちろん、上級者になっても忘れてはいけません。
素引きは単に引くだけじゃなくて、しっかり目標物を設定して、それを狙い続けるようにします。
ちなみにトップ画像は私が開発した、どこにでも置ける素引き用ぬいぐるみです笑(家にあったぬいぐるみに的を貼り付けただけです)
目安はリカーブで30秒、コンパウンドで50秒くらい、引けると良いでしょう。
それだけの長さを安定して引けていると、1日の試合で最初から最後まで同じフォームで射つ体力があると言えます。
あくまで正しいフォームで、安定して引けていればの話ですが。
プルプルして無理やり力で30秒引いても、それは素引き練習とは言えません。
無理やりの30秒より、正しいフォームの20秒の方が有益です。
たとえ最初は10秒しか引けなくても、15秒、20秒と徐々に増やしていけば良いのです。
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