練習のための練習になっていませんか?

2020/01/15

アーチェリー教室 その他講座

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練習は何のためにやっているのでしょう?

多くの人は、試合で結果を出すためにやっているはずです。
それは当然ですよね。

 

でも私は、練習でスコアを出すための練習をしてしまっている人が多いのではないかと思っています。
練習で調子が上がってきて、どんどんスコアが伸びている時や、調子が落ち込んでいる時になりやすいです。

特に調子が上がってくると、「今日は昨日より良い点を、明日はそれより良い点を」という感じで、どんどん欲が出てきます。
すると「試合で高得点を出すための練習」が、「明日の練習で良い点を出す練習」に切り替わってしまうんですね。

 

具体的には、
・いくつか試さないといけない道具やチューニングがあるのに、全部試す前に良さげなのを見つけてそれから離れない。
・最終目標のフォームがあるのに、当たるからと言って回り道をしてしまう。
などのような練習ですね。

 

極端な話をすると、試合で結果が残せれば練習は0点でも良いのです。
これはあくまでスコアの話であって、練習の成果が0点という訳ではありません。

常に試合を意識して、それに向けた練習をするべきだという事です。

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