リカーブとコンパウンドの違い(コンパウンド編)

2020/07/17

アーチェリー解説

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こんにちは。
代表の神です。

数日前に、リカーブの特徴について記事を書きました。
今日はそれに対して、コンパウンドの特徴について書きたいと思います。

コンパウンドとはトップ画像の弓で、なんだか弓という感じがしないと感じる方も多いでしょう。
形が独特ですし、部品がたくさん付いていて何がなんだか分からないと思います。

 

リカーブとの一番の違いは、弓の上下に滑車が付いていることです。
この滑車の作用によって、弦を引けば引くほど、引きが弱くなるという特徴があります。

一番引きが強いところでは60ポンドくらいの強さなのに、引ききったら15ポンドくらいまで弱まります。
これによって、少ない力でホールド出来るので、狙いが安定します

 

そして、弦は指で引くのではなく、リリーサーと呼ばれる発射装置で引きます。
引いてきて狙いが定まったら、ボタンを押すだけで発射出来ます。
なんだか銃みたいですね。

 

そんな感じで、コンパウンドには命中率を挙げるための様々なパーツが付いています。
道具が当ててくれるので、リカーブに比べて短期間で試合に出れるようになります。
ですので、あまり練習時間の取れない社会人におすすめです。

ただ道具が当ててくれるとは言っても、結局は他人も同じ弓を使うので、対戦で有利になるわけではありませんが。
むしろ全員が当たる道具を使うので、ミスした人から負けていくというシビアな競技になります。

 

競技では50m先の直径80cmの的を狙います。
最高得点の10点は直径8cmですね。
うまい人なら半分以上10点に当てる事が出来ます

 

さて、コンパウンドの特徴はこんな感じですね。
体験入会中の方や、検討されている方で、どちらにしようか迷われているのであれば気軽にご相談ください。
それぞれに合うのはどっちか、アドバイスさせて頂きます。

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