リリーサーは何本掛けがいいの?

2022/06/10

コンパウンド 道具・チューニング講座

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 こんにちは。


一般的なトリガーやトリガーレスリリーサーには、2本掛け・3本掛け・4本掛けの3種類があります。

どれにするのか迷いますよね。

掛ける本数をパーツの切り替えで変更できるタイプのリリーサーなら色々試す事が出来ますが、形が固定のリリーサーは買う前に決めなければなりません。


まず4本掛けのメリットは

・ドローイングしやすい

・エイミング時に安定する

などがあります。


逆にデメリットは

・指にかかるテンションがばらつきやすい

・伸びる方向がズレやすい

というポイントでしょう。


私は伸びる方向が分からなくなるので、4本掛けは使いません。



次に2本掛け(人差し指と中指だけで掛けるタイプ)のメリットは

・伸びる方向がわかりやすい

・リリースの抜けが良い

デメリットは

・ドローイングがやりづらい

・リリーサーを作動させづらい

ですね。

特にトリガータイプの2本掛けは、ドローイングするだけで疲れてしまいます。

薬指が掛かっていないので、リリーサーを作動させるのにも時間がかかります。



簡単にまとめると、

4本掛けはドローイングや狙いは安定するが、抜けや方向性が悪くなる

2本掛けは抜けや方向は良いが、切るのが難しく、ドローイングも辛い

となります。



その中間が3本掛けという感じですね。

安定感・ドローイングのしやすさ・抜けの方向・切りやすさ、全てが中間という感じです。

だから3本掛けアーチャーが多いですね。



ちなみに私は練習と記録会ではトリガーレスの2本掛けを使い、引きの方向や切り方の練習をしています。

そして大きな大会では、トリガーの3本掛けを使う事で安定感を重視しています。

普段の練習では切りにくいリリーサーを良い方向性で射つ練習をしておいて、本番でトリガーに変えてもスムーズに射つ事ができるという作戦ですね!


練習方法はあくまで私のやり方ですが、リリーサーを選ぶ時の参考にしてみてください!

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