スポーツにおいて、ドーピングは絶対にしてはいけない行為です。
大会で結果を残しても、後々ドーピングが発覚すれば、無かったことになります。
たまにオリンピック選手がドーピングをして、メダルを剥奪されたというニュースが流れたりしますよね。
アーチェリーのドーピング検査は、国内の大会だと、全国レベルの試合で行われることが多いです。
全日ターゲットでは毎回行われていて、私も受けたことがあります。
そこでは各種別の優勝者と、各種別からランダムに選ばれた1名が検査を受ける事になっているようです。
ここからは私の実体験を書いていきます。
まず、会場にJADAというドーピング検査をする団体の人がいます。
そして決勝戦が終わって優勝が決まると、その人が声をかけてきて、ドーピング検査を受けてくださいと言われます。(尿が出やすいように水をもらった気がします)
その後はすぐに検査会場に行く必要はなく、他の部門の観戦や記念撮影なんかをしても良いのですが、検査員の人が常にあとを付いてきます。
これは不正をしないように監視するためですね。
そして自分のタイミングで検査会場に行きます。
検査方法は、尿検査です。
そこでも不正を防ぐために、常に検査員と一緒に作業をします。
ちゃんと自分の尿を提出しているか確かめるために、出ているところも見せなければなりません。
見られていては出るものも出ませんが笑
量が足りなければ、出るまで待つ必要があります。
また検査員が不正をしないように、封入作業は自分で行います。
私は作業中に表彰式に呼ばれてしまい、焦ってこぼしてしまいました笑
最後に同意書のような書類を書いて終わりです。
検査は後日になるのですが、問題がなければ何の連絡もありません。
禁止薬物が見つかった時だけ連絡が来るそうです。
不正を防ぐために、様々な工夫がされているんですね。
選手が不正をしないように、常に検査員に監視されています。
また、検査員が不正をしないように、使用する容器は選手が選んだりします。
尿を入れる容器も頑丈な瓶で、1度封をしたら2度と開けられない仕組みになっていました。
それを頑丈な箱に入れて、完全に封をしました。
世界大会やオリンピックに出るような選手は、血液検査などもっと厳しい検査をするようです。
薬物は一定期間で体外に排出される事があります。
ですのでタイミングを見計らえないように、何の前触れもなく、急に家や職場に来るなんて話も聞いたことがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿