甲西アーチェリー場がオープンしてから、経験者のレッスンをすることが増えました。
特にコンパウンドの方は周りに指導者や詳しい人がいないので、遠方からも来て頂いています。
そういう人たちを見ていると、7割くらいの人がカムタイミングがズレています。
一番ズレていた人は、ドローストップからケーブルまで1センチ以上開いていました。
多くの人がカムタイミングを直さない(直せない)原因は、「ズレやすい」「修正に手間がかかる」「自分では確認できない」という特徴があるからでしょう。
カムタイミングのズレは、ケーブルが伸びたりすることで起こります。
早ければ数百射でズレてくる事もあります。
特に買ったばかりの弓はすぐにズレます。
こんな感じで射ってるとすぐズレるくせに、直そうと思ったらボウプレスを使う必要があるのが厄介ですよね。
ボウプレスを持っている人はすぐに直せますが、持ってない人はわざわざショップに行かないといけません。
さらに拍車をかけているのが、「自分では確認できない」という特徴ですね。
慣れてくると引いた感覚でタイミングのズレが分かるようになりますし、弓によっては引きながら目視で確認できるものもあります。
でも初心者の場合は、他の誰かに見てもらう必要があります。
そして、ズレていても気付かないため、どうしても放置気味になってしまいます。
しかし、カムタイミングはチューニングの基本です。
それがズレている状態で、他のチューニングを合わせても意味がありません。
手間がかかりますが、週に1回は確認するべきでしょう。
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