リリーサーで弦を引くコンパウンドでは、たまに暴発する時があります。
自分の意図しないタイミングでリリーサーが作動したり、Dループと呼ばれるリリーサーを引っ掛けるための紐が切れたりするのが原因です。
当然、暴発すると矢は的に当たりませんし、後方に飛んでいってしまいます。
これは非常に危険ですね。
ですのでコンパウンドをやる時は、暴発しないように対策をするのが重要です。
対策さえしていれば、ほぼ起こらないですし、たとえ暴発しても変なところには飛んでいきません。
その対策の第一歩は、道具のチェックですね。
リリーサーの作動タイミングが短すぎないか、Dループは摩耗していないかなどをチェックします。
次に射ち方のチェックです。
初心者に多いのはドローイング時や引き戻しの時に、リリーサーを作動させてしまうというミスです。
トリガーリリーサーであればトリガーに指をかけない、トリガーレスならバーにしっかり親指をかけるというのを意識しましょう。
特に引き戻しの時は注意が必要です。
そして重要なのが、たとえ暴発しても安全な引き方をすることです。
具体的にはアッパードローイングをしないということですね。
地面と矢が常に水平になるようにドローイングしていれば、たとえ暴発しても手前の地面に落ちるだけで済みます。
引き戻しのときも同じように、水平に戻すようにしましょう。
どれだけ道具に気を付けていても、リリーサーの破損などによって暴発することが極稀にあります。
その時の対策をしておく必要があるということですね。
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