素引きは弓を引くときの筋力アップに効果的です。
初心者〜上級者を問わず、積極的に練習メニューに取り入れるといいでしょう。
ところで皆さんは自分の弓を何秒引いていられますか?
もし10秒も引けなかったら、筋力不足&弓が重すぎます。
理想は30秒くらいは引きたいです。
これはリカーブもコンパウンドも同じです。
この時の「引けている状態」というのは、エイミング時の射型を崩すことなく、安定的に狙えている状態のことです。
弓の引きに負けて体が縮こまったり、体が震えて狙えていない状態は、「引けている」とは言いません。
引いているつもりになっているだけです。
素引きの練習をする時、「引いているつもり」の状態まま耐えていても意味がありません。
無理をしてしまうと、体を壊す原因になるのでやめましょう。
引けていないと感じたら引き戻して、休息を取ってから2回目の素引きを始めるようにしましょう。
そして、素引きの時は必ず狙いを付けるようにしてください。
的があれば一番良いですが、なければ壁に目印を付けるなどの工夫をしましょう。
特にコンパウンドの場合、引いているだけなら30秒以上耐えるのは簡単です。
しかし、狙いを安定させたまま長時間引くのは意外と難しいものです。
それを判別するには、的を狙う必要があります。
もし、筋力・体力不足でお悩みの方がいれば、これらの事を意識しながら素引きをしてみてください。
弓を引く筋力を鍛えたいのであれば、下手に筋トレをするより素引きを頑張った方が効果的です。
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