こんにちは。
突然ですが、アーチェリーで一番事故や怪我が起きやすいのはいつか知っていますか?
射っている時?
違います。
矢取りの時です。
具体的には、矢の後ろに人が立っている状態で、勢いよく矢を抜くことでその人にノック側を刺してしまうのが多いですね。
これは矢を抜く人も、矢の後ろに立っている人もダメです。
矢を抜く時は後ろに人がいないか確認してから抜かなければなりませんし、刺さっている矢の真後ろに立つのは危険な行為です。
また、矢取りのために的に向かってまっすぐ歩いていくのも危険です。
もし的の手前でつまずいたりしたら、そのままの勢いでノック側に顔が突っ込んでいく可能性があります。
実は先日、他の県ですが、それをやってしまい目の付近にノックを刺してしまった人がいたという話を聞きました。
幸いにも目には入らず、付近の皮膚を怪我しただけで済んだそうですが、あと数ミリずれていれば大惨事になるところです。
矢取りの移動、採点、矢取り、全ての行動は矢の後ろではなく、横で行うようにしてください。
トップ画像のように、小学生はちょうど顔の高さが10点の高さと同じになります。(これは危険を周知するためにあえて矢の前に立って撮影しています)
大人でも70mの上6点付近や、インドアの上的などは顔の高さになります。
アーチェリーは危険な道具を使うスポーツのため、射っている時の安全対策についてはどの射場、どのクラブでも十分行っているはずです。
ですので行射中の事故については、ほとんど聞いたことがありません。
10年ほど前に東京で死亡事故があったことはありますが、それ以来全国的に安全対策については強化されています。
そういうこともあり、皆さんは射っている時は十分注意を払っていると思います。
アーチェリーは選手同士の接触が無いため、注意さえ払っていれば非常に安全なスポーツです。
あとは、気が抜けがちな矢取りの時も射つ時と同じくらい注意を払って、安全にプレーしましょう。
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