こんにちは。
アーチェリーのオリンピックも明日で終わりですね。
女子日本代表の方々、お疲れさまでした。
後は私の大学の先輩でもある、古川さんを精一杯応援したいと思います。
さてオリンピックを見ていて、セットポイント制で勝つには「どんな時でも同じパフォーマンスを出す」というのが重要なポイントになるなと思いました。
最短で9本で決着が付く、今のルールでは「運」の要素が大きくなります。
予選1位のアン・サン選手は680点でした。
そのアン・サン選手と決勝で戦った、エレーナ・オシポワ選手の予選は651点でした。
私はリカーブの練習でも660後半くらいがベストの選手なので、680点を射つ感覚は想像もできません。
そんな選手相手に72射の70mラウンドで100回勝負しても、100回負けるでしょう。
でも、セットポイント制なら勝つ可能性は高まります。
両者の点数の差は約30点です。
72射なら30点の差が付きますが、9射なら3.75点の差にしかなりません。
という事は1エンドあたり約1点の差ですね。
このくらいなら運次第でなんとかなりそうですよね。
もちろん、この1点をひっくり返すのが非常に難しいのですが、数値上はそんなに差が無いように思えます。
そういう戦いを何連勝もした人が、金メダルを手にする訳ですね。
そんな中、韓国選手はミックス、団体とも、金メダルを獲得しています。
その強さの秘訣こそ「どんな時でも同じパフォーマンスを出す」という事なのではないでしょうか。
韓国選手は1回戦でも決勝戦でも、同じ射型、同じリズム、同じタイミングで射っています。
究極の「練習通り」がそこにありました。
他の国の選手は緊張する場面で狙い込んだり、体が強張ったり、エイミングが長くなったりしていて、人間味を感じました。
しかし、韓国選手はまるでロボットかというくらい、一定の射をしていましたね。
私や教室のアスリートコースの子どもたちも、それに少しでも近づけるように頑張りたいと思います。
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