【2022年全日本インドア】決勝トーナメントの様子を紹介します!Part1

2022/02/27

試合・練習結果

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こんにちは。

今回は、全日インドアの決勝トーナメントの様子を紹介したいと思います。

 

中学1年の田中楓峨くんは予選4位通過だったので、準決勝では予選1位の選手と対戦します。
少し苦しい順位ですが、短期決戦のマッチ戦では順位がひっくり返ることもよくあります。
予選1位の選手が予選64位の選手に負けるなんていう事もありますからね。

準決勝では、楓峨くんは終始落ち着いて射っていました。
対戦相手の選手はかなり緊張して、何回も引き戻しをしていたようです。

ただそれでも相手の実力が勝っていて、残念ながら敗退となりました。
ポイントは6対2で、所々惜しいエンドはあったものの完敗でした…

 

そして3位決定戦に進みます。

準決勝で負けた選手は気が緩んでしまって大外しするか、リラックスして大当たりするかの、どちらかになることが多いです。
しかし楓峨くんは、そこで気持ちが切れていませんでした。

純粋に勝利するために、自分のできることを精一杯やっていましたね。
その結果、持ち味の安定して9点に入れるというペースを守り通して、見事勝利しました!

 

彼はまだ1年生で、アーチェリー歴は10ヶ月しかありません。
間違いなく今大会で最も経験の浅い選手だったはずです。

そんな中、格上相手に勝負を挑み続けて入賞を果たしたのは素晴らしいですね!

 

ただ、本人は負けたことが悔しかったようです。
射場の入り口に横断幕を付けたら、「3位やのに恥ずかしいですよ」って言われましたし、私が「俺の全日のメダルは3個とも金やで」と自慢したら「銅メダル捨てようかな笑」と言っていました笑
銅メダルには興味が無いようで、夏の全国で優勝するための練習を始めています。
これは大物になりそうですね。

 

彼にとって、全国上位の実力があるという自信が付いた一方、立ちふさがる壁を見せつけられた大会になったと思います。
これからの成長が楽しみですね!

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