インドア三つ目的で、同じ的に2本射ってしまったら?

2022/11/27

アーチェリールール

t f B! P L

 こんにちは!神です。


インドアの採点ルールって難しいですよね…

時折、判定に対して論争になることがあります。

1級審判でも誤った判定をしてしまったり、すぐには判断できないと言われる事もあります。


私はまだ3級審判ですし、これから書く内容が絶対に合っている保証はありませんが、注意喚起のために書いていこうと思います。


インドア三つ目的で厄介なのが、同じ的に2本射ってしまった時と、4本射ってしまった時の処理です。






↑これは何と採点するのでしょうか?

3年ほど前に同じような例に遭遇した事があり、その場の判断ではなく1級審判の方が調べてから後日判断されたのが「9,6,M」の15点という事でした。


まず真ん中の的に刺さっている2本の内、低い方の6点が採点対象になります。

そして4本射ったペナルティとして、最高点の10点がMになります。


という判定だったはずです。


とは言っても、これが本当に正しいかどうかも分かりません。


ただ一つ言えることは、1〜3本目の間に同じ的に2本射ってしまった場合、4本目を射ってはいけないという事です。

先程の例で言うと、1本目が上的の9点、2本目が真ん中的の7点、そして3本目に真ん中的の6点を射ってしまった場合ですね。

4本目を射たずに3本で止めておいた場合は、「9,6,M」の15点です。


つい「空いている下的に射っておいた方が得なのでは?」と考えて、射ってしまう人がいます。


この例で言うと、4本目が10点だから最終の点には影響ありませんが、もし4本目に8点を射ってしまっていたとすると、「8,6,M」の14点に下がります。

10点を射てばマイナスにはなりませんが、どう頑張ってもプラスにはなりません。



そもそものルールで4本以上射ってはいけないと決まっています。

「あえてルール違反する方が得をする」というルールにはなっていないはずですので、4本目を射ってしまうと損をする結果になります。


仮に上記の判定が間違っていたとしても、少なくとも4本目は射ってはいけません。


的間違いしないように気をつけないといけませんが、もしそういう場面に遭遇した場合は3本で止めておくようにしましょう。

SEARCH